ここの所、車が壊れたりと期待されている割には参加できない増毛山道復活事業、久々に行って来ました。
伐採した笹等は産業廃棄物扱いになるらしく、こんな山の中で回収する訳にも行かないので、刈った笹をチップ状に粉砕する機械のお披露目&評価を「ポンナイ」から下った林道横の笹薮で行いました。
ちなみに6月に来た林道とは別な林道でウチのスーパーカーでも大丈夫な綺麗な林道から入りました。
その後は本日のメインイベントの「せんてん」作業。
場所は「ポンナイ」から下って天狗岳に向かって尾根が西に折れる683mから武好駅逓跡まで。
6月にも途中まで山菜採りに平日こそ練隊で来た所で、その時の引き返し地点から先になります。
名誉ある「せんてん隊」に選ばれたのは幌の渡辺さんと僕。
出だしは山道跡が残っていて快調にテープ付けをしていきましたが、コル前後より山道跡をロスト。
この辺りより竹が親指以上の太さの物に変わり、やぶ漕ぎを満喫。
「積丹の根曲りに比べれば楽勝よ、ふ」
って感じでしたが、暑く風が通らないやぶの中な事と1.6キロのやぶ漕ぎはさすがにヘロリました。
木曜日はロープ、金曜日はボルダリングの連ちゃんだったので、上半身のパワー無しでした。
しかし、両側は良い案配の笹薮で来年はリーチの声がこだますることでしょう。
で、武好駅逓跡
ビール瓶や瀬戸ものや鋳物の鍋などが落ちています。
無積雪期に来たのは初めてなのでキョロキョロでしたが、笹を刈らないと全体像は解りません。
渡辺さんに、ここが坂本直行さんが駅逓と天狗岳の絵を描いた電柱だよと教えていただきましたが、あるのは360度身長をはるかに越すヤブばかり。
ここから先は武好橋、旧通行屋跡まで山道跡がはっきりと残っているのとの事で、本日の任務は無事終了。
今年中には別苅から岩老までは繋がります。
↑今日、「せんてん」した出だし部分を笹刈り部隊がキレイに刈ってくれました。