時雨る日が多くなってきた
昨日、今日と空は鉛色の雲が立ちこめ、冷たい雨が降ったり止んだりしている。
お昼休みは何となく暑寒荘へ
先日と違い今日は安全運転。
ああいった運転は調子に乗って続けていると車を落としてしまうからね。
よって車内の音楽は「はにわオールスターズ」で歌っていた小川美潮をチョイス。
と言っても「本多俊之ラジオクラブ」のSomething Coming on。
映画マルサの女2の音楽を担当したユニットと言えばわかるでしょうか。
出発する時は山が見えていたのに、近づくと、どんどん雲が下りてくる。
軽快なフュージョンに運転も軽快に。
途中でhello helloがかかる。
いつもは「うんちゃ調」の小川美潮が淡々とインドネシア語?で歌う、その曲は余りにも悲しい。
それに拍車をかける様に本多俊之のサックスはDavid Sanborn以上の物悲しいメロディーを奏でる。
葉の落ちた晩秋の寂しい風景にマッチし過ぎて気持ちが重くなる。
誰も通らない山奥の道なのに律儀にT字路でウインカーを出している自分が、ちょっと可笑しかった。
小屋には今日は誰もいなく、一階の扉もしっかりと鍵がかかっていた。
来年の春まで、この小屋もしばしの休息。
15分ほど遊歩道を散歩して帰路につく。
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