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数日前に夕ご飯時にCSで選局していたらCry Freedom(邦題;遠い夜明け)が放映されていた。

「遠い夜明け」はアパルトヘイト時代の南アフリカで暗殺された黒人運動家ステーブ・ビコと警察に弾圧されながらも、その事実を伝えようとするリベラルな白人新聞編集局長ドナルド・ウッズが国外へ脱出するまでの事実に基づいた映画だ。
1987年に映画公開された時に見に行き、いろいろと考えさせられた思い出がある。
その後、原作を読みたくって何度も本屋さんを探したが見つからなく諦めた記憶がある。
もう1度見たくてもレンタル屋さんにもなかった。
何年か前にDVD化されていのを発見して直ぐに購入した。
この手の類いの他の映画に対して辛辣になるかもしれないが、「Cry Freedom」の良い所は「評決のとき」など黒人問題映画にありがちなお涙頂戴同情物語じゃなく見る側の脳みそを使う必要がある映画だと言う事。

ステーブ・ビコの事はこの映画の前から知っていた。
それはピーターガブリエルのBIKOを持っていたからだ。
30センチシングルのジャケット裏面には小さな英語でびっちりとステーブ・ビコの事が書かれていた。
その音楽は重く、どこか物悲しい。
間奏のバグパイプは白人に対するピーガブのアイロニーなんだろう。

僕が高校生で何不自由なく暮らし、ちょうど学校でアパルトヘイトを習っていた頃だろうか、遠い南アフリカでは、ただ平和的な集会・デモを行っただけで700人以上の学生が虐殺された。
(ソウェト蜂起はWIKIによると警察報道として死者176人、負傷者1298人とあるが、映画の字幕では死者700人以上、負傷者4000人以上とある。
僕には真実は解らないが、情報操作をする警察よりも事実を伝えている映画の方が正しいのではと思う)
そして真意の程は定かではないがレアメタルのために見ぬフリをしていた日本を含めた多くの国々。
それは今のチベット問題とあまりにも酷似し過ぎている。
人間は何年経っても歴史から何一つ学んでいないと言うことなんだろう。
今でこそアパルトヘイトは過去の言葉になりつつあるが、僅か半世紀にも満たない前に、僕たちが当たり前の様に使う「自由」がなかったばかりか色が違うだけで人間として扱われなかった世界があった事を忘れてはいけないし、現在でも気がつかない、知らない、知ろうとしない、興味すらもないだけでCry Freedomな世界がそこかしこにあるのかと思うと何とも遣る瀬無い。
と熱く書いてみたorz


話は変わって「せーこうい」の事。
またか、結局その路線に戻るんだと言われそうだが、それは違う。
「性行為」ではなくって「生向委」の方だ。
ご存知(と言ってもmikiさんくらいしか知らないかも)生活向上委員会大管弦楽団の事。
大魔神子と農業青年達のウシャコダとともに長い間、探し続けている。
(大魔神子はyoutubeで見つけて永久保存した!
ウシャコダはとりあえず優先順位が低いので後回しでも良い)
僅か二枚のレコードしか出さなかったが、その二枚とタモリ3と共に友人に貸したが最後、あまりの素晴らしさ?に又貸しの連続で行方知れずになってしまった。
CDで再発されたみたいだが、当時、レコードすらレアだったのにCDの製作数なんて知れているだろうからインターネットを何年間も探しても見つからない。
とりあえず欲しいのは「Dance Dance Dance」のCD。
捨てる曲は一曲もないが個人的には超お気に入りだった「変態七拍子」と「シャッキン トウ ミィ(借金 to me)」が特に聞きたい。
曲名だけを聞くとコミックバンドの様に思えるが、日本を代表する凄腕ジャズマン達がある時はスタンダード、また、ある時はフリージャズを演奏しまくるバンドなのだ。
「This is Music is this!?」はamazonで中古CDがあるんだけど12980円!
NHK札幌に行けば映像アーカイブで「生向委」が若い広場に出演した時の映像を見れる様なので、是非、行ってみたい。


はにわオールスターズやwa ha haもそうなんだけど、こう言った事ができる大人っていなくなったなと思う。
四半世紀も前にこんな事をやっていたのも凄いけれど、今の音楽を聞くとやたら横文字のジャンルは増えたけれど内容は1980年代を越えるものは何一つないと思う。
僕的には皆同じで陳腐としか感じない。
そう言った意味じゃリアルにその時代の音楽を聴けた自分は幸せだと思う。
そんな事を考えながら今日も坂田明の二重人格をiTunesで流し「せーこうい」を探すのであった。


今月はCDもDVDも買わない。
もっぱらyoutubeから音楽だけ抜いたりmickey等を使っています。
音は確かに悪いんですけどね。
でも、遠藤賢二と言うフォークソング歌手が昔言っていたじゃないですか「感動する音楽はトランジスタラジオから聞こえてきても感動する」と。
トランジスタラジオつーのがいかにも古き時代ですけど。

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無題
音楽は80年代で完成されていますね。

はにわ・・良かったですよ。
リズムセクションのパートをやった人なら、4人のドラマー。3人のベース。
たくさんのパーカッション。

よくまとめたなぁと感心しました。
リーダーがリズムセクションの人だからかなぁ。

ありがとうございまいした。借りていた物は秀のOダッチに預けてあります。

よろしくです。
mikiさん / 2008/12/09(Tue) /
無題
おはようございます。
DVD確かに受け取りました。

はには良いですよね。
あれだけのパーカッション陣の中で琴や三味線や横笛と言ったデリケートな楽器が決して負けていない。
そして、決してぎらぎらした感じじゃなくって、きちんと全体が調和している。
今年買ったDVDの中ではやっぱり一番かなぁって感じです。
yanさん / 2008/12/10(Wed) /
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