昨日に引き続き今日も天気が良い。
よって、お昼休みはいつもの所へ。
この二日間の好天で道路の雪が随分と無くなって小屋まで楽勝だった。
途中で、こんな方に会いました(車の中から撮影したのでぼけてます)
全然、どける気がなさそうで5分ほどにらめっこ。
そのうちに、シブシブと避けてくれました。
僕が増毛山塊の積雪期に初めて足を踏み入れたのは10代の時。
鹿の痕跡すら見た事がない山だったのに人間の思い上がりの結果、この地にも鹿を見る様になった。
他に会った方々はタヌキの夫婦と独り者のキツネ
タヌキ可愛い過ぎ
今日の山はいつもより立派だった
ポンショカンの源頭付近は確実に積雪が増している。
中央稜もはっきりと識別できるようになった。
いつもながら逆光のために綺麗に写りません。
久々に川でフライロッドを振ってみた(本当はここで魚釣りをしてはいけません)
今年最初で最後のフライ
絶対に釣れない様に#20くらいのバーブレスのドライをチョイス@w@
眼鏡を忘れたので小さなフライにティペットを通すのも一苦労だった
今時期って魚達はどこにいるんだろう
深い所でじっとしているのだろうか?
夏場ならポイントになりそうな所に適当にキャスティングを繰り返す
10分ほど振っただろうか、一度だけ小さなライズがあった
魚の顔を瞬間だけど見れたので大満足、これにてフライは終了
その後は川縁に座って読書をする。
持って行ったのは「白楽天百選」
居易は大好きな詩人だ
眼鏡がないので読むのも一苦労
居易が晩年に歌った中の詩
(なぜ、ことえりは「し」を変換しても「詩」が最後の方にならないと出て来ないのだろうか?
あまりにもおバカすぎる)
大隠住朝市
小隠入丘樊
丘樊太冷落
朝市太囂諠
僕は札幌に居た時は「丘樊に入る」に憧れていた。
「太だ囂諠」は僕には合っていないとも思っていた。
極めて小隠的人間が何を今更といわれそうですが.........。
だから中隠的生活よりも小隠的な「丘樊に入る」事のできるこの地を選んだのだと思う
しかし、ここに来て三ヶ月、僕には小隠的生活でも中隠的生活でも無いという事が解った。
やっぱり僕は「太だ囂諠な朝市に住み」が合ってるんだ..................シティボーイだから?
それって意味が違うでしょうc(>_<。)ノ☆バシッ
そんなしょうもない事を考えてしまった。
川を吹き抜ける風は冷たかったが、字がよく読めないので読書は早々に諦めて30分程物思いに耽って贅沢な時間を過ごした。
このままの天気なら、また小屋まで来れると思うと嬉しかった。
冬なんて来なければいいのにorz
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